ブラックコーヒーをサプリと考えるなら?
日本人だとブラックコーヒーと聞くと、カフェインが強そうとか、胃に悪るそうとか、眠気をさます以外には、あまり体に良いというイメージを持っていない方も多いでしょう。
砂糖もミルクも加えないブラックコーヒーは、刺激が強すぎるという概念があるからでしょう。
日本人にとってコーヒーの歴史といえば、100年ちょっと前の明治中期の文明開化の頃に、一部の上流階級の間でたしなめられるようになりましたが、一般庶民が口にするようになったのは戦後の高度成長期の辺りからで、まだほんの50年しか経っていないこともあります。
1000年、2000年の歴史のある緑茶に比べれば、ほんのつい最近のことです。
しかし、欧米やアフリカでは、お茶同様、医食同源の飲料として、用いられてきました。
なかには言い伝え的で実際効能のない諸源もあったようですが、実際のコーヒーには、カフェイン、カフェー酸、クロロゲン酸、タンニン、ポリフェノール、褐色色素、ニコチン酸(ナイアシン)、トリゴネリンなどが含まれています。
とりわけ欧米ではやされているのが、ポリフェノールとタンニンです。